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11月19日、今回初めて国立大学法人 長岡技術科学大学の山本麻希准教授を西会津町に招いて、有害鳥獣対策に係る現地指導を受けました。
山本准教授は、野生鳥獣害対策に関する研究を長年行っており、農林水産省の農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーほか多数の委員等を歴任されています。さらに、山本准教授は、わな免許等を持っており捕獲活動も実践されます。
現地指導は、奥川地区の小山と向原で実施され、イノシシの通り道の痕跡の見分け方や、くくりわなの掛け方などについて西会津町農林振興課職員、西会津町猟友会会員の皆さんが指導を受けました。
西会津町では近年、イノシシによる農作物被害が増加しており、町全域でイノシシによる農道や水路の掘り起こしがみられるほか、水田に侵入し踏み倒す被害が多数発生しており、早急な対応が必要となっています。
西会津地域活性化協議会と西会津町では、今後、講演会やわな設置講習会を開催するなど山本准教授から指導を受けながら対策を進めていきます。
写真=小山集落でイノシシの生態等について説明する山本准教授(右から4人目)
写真=向原集落では参加者がイノシシの通り道の痕跡についての説明を受けました